こんにちは。ボランティアのあやです。
お盆休みも終わりましたね。

ふうかちゃんが亡くなってから2ヶ月が経ち、初めてのお盆でした。


もしかしたら、
お盆だから帰ってきてくれているのかな?

そんなことを何度か思いました。

そして、お盆が終わり、
ずっと書けずにいたふうかちゃんのことを、ようやく書いてみようと思えるようになりました。


ふうかちゃんを応援してくださっていた皆さまへ、ご報告があります。


2026年6月10日
ふうかちゃんはいろいろな病気を抱えて亡くなりました。推定14歳でした。


もっと早く皆さまへお伝えしたかったのですが、どうしても文章を書くことができませんでした。

介護をしていた頃は、まとまった睡眠を取れない日々が続き、仕事との両立もあって、ブログでふうかちゃんの様子をお伝えする余裕がほとんどありませんでした。

そして亡くなってからは、ふうかちゃんのことを思い出すこと自体がつらくなってしまいました…


私自身、これまでにも一緒に暮らしていたワンちゃんを何頭か見送っています。それでも改めて、ペットロスって、こんなにつらいものだったんだなと思いました。

書こうと思ってブログを開いても、
やっぱり書けない。

写真を見るのもつらい。

それでも…
これまでふうかちゃんを気にかけて、応援し、支えてくださった皆さまには、きちんとお伝えしたいという気持ちはずっとありました。

ご報告までにずいぶん時間がかかってしまい、申し訳ありません。


一度ではとても書ききれそうにないので、
これまでのことを、何回かに分けて書いていこうと思います。


ふうかちゃんをティアハイムさいたまで受け入れることになったのは、2019年です。

道端で交通事故に遭い、道路で横たわっていたところを警察官に保護され、その後、保健所に収容されていた子でした。

身体のあちこちから出血し、複数箇所を骨折していたようです。

とても痛かったと思います。

身体の根元から、よろいのようになった毛玉がびっしり

当時のふうかちゃんは、
人に強く噛みついてしまう子でした。

ただ、強く抱きかかえるようなことをしなければ噛まない様子とのことで、飼い主さんも見つからなかったため、負傷動物としてシェルターで受け入れることになりました。

最初に会ったときのことは、今でも覚えています。

とっても不安そうな顔をしていました。


それまで、どんな暮らしをしてきたんだろう。
人とあまり関わらずに過ごしてきたのかな、と思うこともありました。

「お手」や「おかわり」「まて」といった言葉も知らないようでした。

おもちゃを差し出しても、喜んでくれない…
おやつにも、ほとんど興味を示しません…


うれしいとか、楽しいとか、そういう気持ちを分かりやすく表す子でもありませんでした。

しっぽもほとんど振りませんでした。(交通事故による骨折の影響もあったのかもしれません。)

何を思っているのかな…?

歯磨きガムをあげても食べず、くわえているだけ。

でも私は、
そんなふうかちゃんの目が好きでした。

瞳の奥で何かを考えているような…
何か言いたそうな…

うまく説明できないのですが、
不思議と気になってしまう子でした。


その後、ふうかちゃんもシェルターで暮らしながら、新しい家族とのご縁を待つことになりました。

ただ、ふうかちゃんの場合、
譲渡先を見つけるのは簡単ではありませんでした。

一見すると、とても人懐っこそうに見える子です。


でも実際には、ちょっとしたきっかけで、人やほかのワンちゃんに強く噛みついてしまうことがあり、接し方には注意が必要でした。

そして、年齢を重ねるにつれて、健康上の問題も少しずつ増えていきました。

腎臓病、胆泥症、膵炎、僧帽弁閉鎖不全。
さらに、
がんの転移の疑いや白内障もありました。
  
検査をするたびに、病名がひとつ、またひとつと増えていきました。

人に噛みつくことがあったり、持病を抱えていたり。そういうワンちゃんは、里親さんを募集していても、なかなかご縁につながらないことがあります。


そして、数年が経ちました。

その間も、シェルターのボランティアさんたちが毎日ふうかちゃんのお世話をしてくれました。

噛まれる可能性がある子のお世話は、やはり簡単ではありません。
それでも、たくさんの方がふうかちゃんを気にかけ、見守ってくれていました。

ときどき笑顔がみられるようになってきました

年齢を重ねるにつれて、ふうかちゃんの身体にもさらに変化が出てきました。

足が麻痺したり、
食事にも介助が必要になったり。


少しずつ、
以前と同じようには生活できなくなっていきました。


シェルターでは、できる限り一頭一頭に合わせてお世話をしています。

それでも、たくさんのワンちゃんやネコちゃんが暮らす中で、一日中ふうかちゃんのそばで様子を見たり、その都度細かな介助をしたりすることは、だんだん難しくなっていきました。

ボランティアのみんなで何度も話し合い、
ふうかちゃんを自宅でお世話することになりました。

最初はしばらく、ほかのボランティアさんがお世話をしてくださり、その後、私がお世話をすることになりました。

ボランティアとして。
そして、動物看護師として。

私にできることをしてあげたいと思いました。

入退院を繰り返していた頃。
病院の待合室で不安そうな、ふうかちゃん

交通事故に遭って、それでも生き延びて…
警察官に助けてもらい、保健所に行き、ティアハイムさいたまに来ました。

それまで、どんな犬生を送っていたのかは分かりません。

腎臓病もあり、この先ずっと治療が必要になるだろうと言われていました。
だからこそ、これからの時間は少しでも穏やかに、幸せに過ごしてほしい。

できれば、「ここにいてよかった」と思ってくれたらいいな。

そんな気持ちで一緒に暮らし始めました。


そして、一緒に暮らしてみると、人に気持ちを見せることがほとんどなかったふうかちゃんが、少しずつ、私には違う姿を見せてくれるようになります。

あるとき、

私のところに来て、「抱っこ、抱っこ!」
と甘えるようになりました。


▶︎ つづく②